結節性痒疹(PN)は慢性痒疹の一種で、激しい瘙痒感を伴う丘疹、結節、紅斑を特徴とする慢性炎症性皮膚疾患である。インターロイキン(IL)-31受容体Aモノクローナル抗体ネモリズマブは、臨床試験でPNに対する有効性と安全性が示されているが、実臨床でのエビデンスは限定的である。東京警察病院皮膚科の三間芳人氏らは、自施設でネモリズマブを投与したPN患者を対象に後ろ向きコホート研究を実施。同薬投与により、迅速かつ持続的な瘙痒感の緩和と病変の漸進的改善がもたらされたと、J Dermatolog Treat(2026; 37: 2624225)に報告した。(関連記事「痒疹:奥深い病態が開く新規治療の可能性」)