上皮成長因子受容体(EGFR)遺伝子変異陽性の切除不能な局所進行または転移性非小細胞肺がん(NSCLC)の一次治療において、第三世代EGFR-チロシンキナーゼ阻害薬(TKI)オシメルチニブが標準治療とされてきた。しかし最近では、さらなる予後の改善を目指し上皮転換因子(MET)二重特異性抗体アミバンタマブ+EGFR-TKIラゼルチニブ併用療法の検証が進められている。近畿大学内科学腫瘍内科部門教授の林秀敏氏は、国際共同第Ⅲ相試験MARIPOSAのアジア人集団の解析結果を第23回日本臨床腫瘍学会(3月26~28日)で発表。「オシメルチニブ単剤療法と比べ、アミバンタマブ+ラゼルチニブ(Ami+Laz)併用療法は全生存(OS)において1年以上の延長が予測された」と報告した。(関連記事「アミバンタマブ併用療法、肺がん一次治療に」)