アセトアミノフェンと喘息の関係、疑い晴れる?

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 100年以上の歴史を誇り、小児から高齢者まで広く使用されているアセトアミノフェン。他の解熱鎮静薬に比べると特に安全面で評価の高い薬剤ですが、2000年、英国の症例対照研究で同薬の頻回使用が健康な成人の喘息発症リスクや喘息患者の増悪リスクに関係していたと報告されたのをきっかけに、同薬と喘息の関係について疑いが浮上。その後、複数の観察研究で妊娠中に同薬を使用した母親から生まれた児を含む小児や成人で同様の関係が確認され、特に喘息の小児には同薬の使用は控えるべきとする意見も聞かれるようになりました。

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