オープンダイアローグ(開かれた対話)とは、統合失調症などの精神疾患に対して、フィンランド西ラップランド地方のケロブダス病院で実践されている治療的な介入の技法である。対人ネットワークを中心に言語的アプローチ(治療的な対話)を行い、治療チームが危機にあるクライアントの自宅に出向くなどして危機が解消するまで連日対話を続ける。臨床家はチームで治療に臨み、プロセスにクライアントや家族を巻き込むことで、入院治療と薬物治療を行わずに治癒に導く。 ■関連記事 オープンダイアローグで発達障害を治療 <!-- .read-more-btn{ display:none!important; } -->