新型たばこはなぜ「推奨できない」だったか
昨年くらいから、新型たばこが「人気急上昇」「入手困難」といったニュースが流れていましたが...たしかに、最近は街中でも新型たばこを吸っている人をよく見かけるようになりました。
こうした状況を鑑み、日本呼吸器学会が発表した「非燃焼・加熱式たばこや電子たばこに対する見解」の記事「呼吸器学会が『新型たばこは推奨できない』」には多くの反響を頂きました。禁煙や受動喫煙の問題とともに、医療従事者でも新型たばこに関する関心が高いことをあらためて感じています。
記事中では詳細は触れませんでしたが、同見解では、新型たばこの主流煙中に燃焼式たばことほぼ同レベルのニコチンや揮発性化合物、約 3 倍のアセナフテン(多芳香環炭化水素物)などの有害物質が含まれているとの報告があります。その一方で、新型たばこ使用者の尿中に排泄された有害物質の代謝物は、従来のたばこに比べて 20 ~ 60%少ないとする報告なども紹介されています。
記事の投稿コメントには、今回の学会の「推奨できない」とのある意味微妙な表現について厳しい意見も寄せられましたが、一貫した報告が得られていないため、このような表現にならざるを得なかった背景が伺えます。ニュース記事のため、詳細をご紹介する余裕がなかったことをご理解頂ければありがたいです。
なお最近は、乳幼児やペットが新型たばこのカートリッジを誤飲する事例も増えているとか。引き続き、新型たばこ問題の動向を追いかけたいと思います。
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(髙田あや)
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