【キーワード】エイズ指標疾患

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 エイズ(AIDS)は、エイズ指標疾患のうち1つ以上が明らかに認められた場合に診断される。エイズ指標疾患は、HIVウイルスの感染により免疫能が低下し日和見感染する23種とされている。エイズ指標悪性腫瘍は、このうち悪性腫瘍4種を指す。23種の内訳は、真菌症5種(カンジダ症、クリプトコッカス症、コクシジオイデス症、ヒストプラズマ症、ニューモシスティス肺炎)、原虫症3種(トキソプラズマ脳症、クリプトスポリジウム症、イソスポラ症)、細菌感染症4種(化膿性細菌症、サルモネラ菌血症、活動性結核、非結核性抗酸菌症)、ウイルス感染症3種(サイトメガロウイルス感染症、単純ヘルペスウイルス感染症、進行性多巣性白質脳症)、腫瘍4種(カポジ肉腫、原発性脳リンパ腫、非ホジキンリンパ腫、浸潤性子宮頸がん)、その他4種(反復性肺炎、リンパ性間質性肺炎/肺リンパ過形成、HIV脳症、HIV消耗性症候群)。

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