自閉症スペクトラム障害とアレルギーの関連
研究の背景:アトピー性皮膚炎の合併症は皮膚に限定されない
多くの国で、自閉症スペクトラム障害(autism spectrum disorder;ASD)の有病率は上昇傾向にある(Annu Rev Public Health 2017; 38: 81-102.)。そして、免疫異常のあるアレルギー疾患は、皮膚感染症のみならず、全身感染症や注意欠陥多動性障害、心血管リスクと関連しており(Ann Allergy Asthma Immunol 2018; 120: 66-72、Allergy 2018; 73: 615-626、BMJ 2018; 361: k1786)、全身性の疾患と関連するという報告が増えてきている。
今回取り上げる研究は、1997~2016年に収集された米国のNational Health Interview Surveyにおける大規模データを使用し、アレルギー疾患とASDとの関連を報告した横断研究である。近年のトレンドから一読に値するだろう。
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堀向健太(ほりむかい・けんた)
1998年、鳥取大学医学部医学科卒業。鳥取大学医学部附属病院および関連病院での勤務を経て、2007年、国立成育医療センター(現国立成育医療研究センター)アレルギー科、2012年から現職。
日本小児科学会専門医。日本アレルギー学会専門医・指導医。
2014年、米国アレルギー臨床免疫学会雑誌に、世界初の保湿剤によるアトピー性皮膚炎発症予防に関する介入研究を発表。2016年、ブログ「小児アレルギー科医の備忘録」を開設し出典の明らかな医学情報の発信を続けている。









