ただ者ではない抗IgE抗体 帝京大学内科学講座呼吸器・アレルギー学教授 山口正雄 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 免疫グロブリン(Ig)E抗体はマスト細胞や好塩基球と結合する際に、細胞膜上の受容体(FcεRI)に結合する。IgE抗体がFcεRIに結合するだけでアレルギー反応が起きることはなく、抗原が侵入してIgE抗体に結合、架橋することにより細胞が活性化されてアレルギー反応が惹起される。 今回は、こういった機序をターゲットとして開発された抗IgE抗体(オマリズマブ)に関する論文(Curr Opin Immunol 1995; 7: 779-782、Nat Immunol 2002; 3: 681-686)を基に、オマリズマブの興味深い機能について紹介したい。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×