【第25回】小細胞肺がんの治療選択肢にナブパク? 川崎市立川崎病院呼吸器内科医長 田中 希宇人 氏 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 【論文名】Nab-paclitaxel Monotherapy for Relapsed Small Cell Lung Cancer: Retrospective Analysis and Review 【出典】Anticancer Res 2020; 40: 1579-1585 第25回の論文レビューとして取り上げるのは海南病院(愛知県)からの報告で「Nab-paclitaxel Monotherapy for Relapsed Small Cell Lung Cancer: Retrospective Analysis and Review」です。はじめに断っておきますが、小細胞肺がんに対してナブパクリタキセル(アブラキサン®)は適応がありません。ただ小細胞肺がんは免疫チェックポイント阻害薬が使用可能になったとはいえ非小細胞肺がんに比べて治療選択肢が限られており、特に一次治療、二次治療と行ってさらに病勢増悪してしまった三次治療後なんかは頭を悩ませてしまうケースが多いものです。本研究は、再発性の小細胞肺がん症例に対して行ったナブパクリタキセル単剤治療について後ろ向き解析したものです。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×