日本人の孤立・孤独とひきこもり
九州大学病院精神科神経科講師・加藤隆弘氏に聞く
現代日本の「孤立・孤独」問題といわれて、すぐに思い浮かぶのは「ひきこもり」であろう。学生や社会人が学校や職場に行かなくなり、そのまま何年も自宅にこもってしまう現象である。特に最近は高年齢化が進み、親が80歳代、子が50歳代という、「8050(ハチマルゴーマル)問題」が注目されている。親が要介護状態になって福祉スタッフが家に入り、それでひきこもりの子供の存在が発覚する例も少なくないという。ひきこもりは、日本に固有の「孤立・孤独」か、現代社会に普遍的な現象なのか。それは医療の対象か、社会の病理なのかといった点について、ひきこもりの国際比較に詳しい九州大学病院精神科神経科講師の加藤隆弘氏に聞いた。
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