コロナ禍にこそ従来の診療姿勢を貫くべし
埼玉医科大学総合医療センター 総合診療内科 山本慧/診療部長・岡秀昭
未曾有のパンデミックとなった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行により、感染地域の開業医から大学病院に至るまで、臨床に関わる限りどこでも遭遇しうる感染症であるといえる。そして、これから秋冬となるにつれてインフルエンザの流行も懸念される中、COVID-19の鑑別を要する診療機会がますます求められてくることが予想される。
本稿では、COVID-19を現場で診療してきた中で知り得た情報を、クリニカルパールとして紹介していく。
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山本慧(やまもと・けい)
埼玉医科大学総合医療センター総合診療内科・感染症科
2014年昭和大学医学部卒業。埼玉医科大学総合医療センターで初期臨床研修を修了後、埼玉医科大学総合医療センター総合診療内科・感染症科に入局。アットホームな雰囲気の下、豊富な感染症症例や古典的不明熱症例と向き合いながら、日々勉強中。
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岡秀昭(おか・ひであき)
埼玉医科大学教授・総合医療センター院長補佐・総合診療内科診療部長
2000年日本大学医学部卒業。09年横浜市立大学大学院卒業。神戸大学病院感染症内科を経て、関東労災病院や東京高輪病院などで感染症診療部門を歴任。17年より埼玉医大総合医療センター総合診療内科・感染症科の立ち上げに診療部長(准教授)として赴任。20年7月より同教授、9月より病院長補佐。
血液内科、呼吸器内科の修練を経て、感染症診療の重要性とその教育の必要性を認識。さらに近年は感染症診療には総合内科能力が前提であるという信念の下、総合診療内科・感染症科を運営し、学生、研修医、フェロー教育を行っている。
主な著書に『感染症プラチナマニュアル』(MEDSi)があり、多くの臨床医がポケットに入れる医学書ベストセラーとなっている。










