変形性関節症治療薬DF-HAの実力
持効性と即効性を併せ持つ関節機能改善薬
加齢などが原因で関節の軟骨がすり減り、炎症を起こして痛みが生じる変形性関節症(OA)。現時点では症状を緩和する対症療法が中心で根本的な治療法はない。今年(2021年)5月には、抗炎症薬ジクロフェナク(DF)とヒアルロン酸(HA)を化学結合させ、両製剤の長所を兼ね備えた関節機能改善薬ジクロフェナクエタルヒアルロン酸ナトリウム(DF-HA、商品名ジョイクル)が発売された。高い有効性に加え、投与間隔は4週ごとと利便性が高く、今後、従来薬からの切り替えが進むことが予想されている。帝京大学病院整形外科教授の中川匠氏に、DF-HA登場のインパクトや期待、同薬が適する患者像などについて聞いた。
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