新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行第五波が収束したものの、オミクロン株の出現により第六波への警戒感が強まりつつある。新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)ワクチンが高い有効性を示し、経口治療薬の開発も進行する中、コロナ終息の日は来るのか―。第五波収束に対する見解や、次なるパンデミックに対する備えなどを含め、東京農工大学農学部感染症未来疫学研究センターセンター長/教授の水谷哲也氏に聞いた。