〔編集部から〕今年(2022年)の米国臨床腫瘍学会(ASCO 2022、6月3~7日)は、現地(シカゴ)+ウェブのハイブリッド形式で開催されました。Medecal Tribuneでは、国立国際医療研究センター乳腺・腫瘍内科/がん総合内科医長の下村昭彦氏に、乳がん領域で日本の実臨床に影響を及ぼしそうな発表演題を取り上げてもらいました。 ホルモン受容体陽性HER2低発現乳がん患者を対象としたトラスツズマブデルクステカン(T-DXd)の第Ⅲ相臨床試験DESTINY-Breast04を中心に、3演題解説してもらいました。