Google Mapの口コミ訴訟、慎重な議論を

浜松医科大学教授・大磯義一郎氏に聞く

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 米・Google社が運営するGoogle Mapに書き込まれた不当な口コミにより営業権が侵害されたとして、全国の開業医ら60人が計144万9,000円の損害賠償を求める訴訟を起こした。匿名口コミサイトにおける誹謗中傷は大きな社会問題となっており、特に医療機関においては診療への影響も危惧されるため、今回の訴訟提起に賛同する声も少なくない。医師兼弁護士で医療法学を専門とする浜松医科大学教授の大磯義一郎氏は「原告の憤りは当然である」としながらも、「市民の言論の自由を考慮すると非常に悩ましい問題であり、慎重な議論が必要だ」と指摘する。その真意を聞いた。

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