転倒と骨折は高齢者の生命予後悪化および死亡と関連するため、高齢患者のさらなる増加が見込まれる日本において、院内での転倒・転落対策は欠かせない。地域医療機能推進機構(JCHO)東京新宿メディカルセンターでは、2017年に入院患者の転倒・転落リスクに対応する「転倒転落予防チーム」を発足させた。チーム結成当初から活動を続ける循環器内科医長の楢崎容史氏らに話を聞いた。