メディパルとJCRファーマは昨日(12月3日)、JCRファーマが創製した血液脳関門通過型α-N-アセチルグルコサミニダーゼ製剤について、ムコ多糖症ⅢB型(サンフィリッポ症候群B型、以下MPS ⅢB)患者を対象とする日本国内での第Ⅰ/Ⅱ相試験における1例目の被験者への初回投与が行われたと発表した。 MPSⅢBはライソゾーム病の一種で、重度の中枢神経障害を呈する超希少疾患であり、現在までに承認されている治療法はない。