電子処方箋と医療DXの現在地(2月のデジタルヘルスニュース)

「令和ビジョン2030」の進捗、米AIベンチャーが大型資金調達、他

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 本連載では、デジタルヘルスの最前線から注目すべき動向をお届けしています。2025年2月は電子処方箋の普及に関する大きな動きがあり、医療デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展を左右する重要な転換点となりました。今回は2月に起きた主なニュースと、それが医療現場に与える影響を深掘りします。

2月のデジタルヘルスニュース
1. 電子処方箋、報酬減額目前でも導入は低水準
2.「医療DX令和ビジョン2030」は難航中
3. AIベンチャーの米・Freenome社が大型資金調達を発表
4. 鹿嶋市のデジタルヘルス先進事例に注目集まる
5. 生成AIの医療応用が加速

加藤 浩晃(かとう ひろあき)

デジタルハリウッド大学大学院特任教授、東京科学大学医学部臨床教授、アイリス株式会社共同創業者・取締役副社長CSO(最高戦略責任者)

遠隔医療、AI、IoTなどデジタルヘルスの政策提言にも携わる、元厚生労働省官僚・現役医師・MBA。オンライン診療や治療用アプリなど数多くの事業開発に関わりながら、AI医療機器開発を手がけるアイリス株式会社を共同創業し、取締役副社長CSO。厚生労働省医療系ベンチャー・トータルサポートオフィス(MEDISO)サポーター、経済産業省Healthcare Innovation Hubアドバイザー、大学客員教授や非常勤講師、上場企業の社外取締役などを兼任。「医療現場」「医療制度」「ビジネス」の3領域に横断的に関わる知見を生かし、 ヘルステック領域の事業開発や支援を行う。2022年4月、次世代医療の共創の場としてTHIRD CLINICを開院。

加藤 浩晃
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