吃音はどこで起きている!? 脳ネットワークは語る

神経基盤を因果的に検討した研究から

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

研究の背景①:5歳児健診を吃音の支援の場にするために

 小児科領域では現在、5歳児健診の体制整備へ向けた話題がホットである。実施体制・フォローアップ体制などの構造的課題から、求められる知識・技能など個の課題までクリアすべき障壁は多く、巷は関連会議・講習会で溢れている。不安な気持ちを抱える医師たちが指針として頼るのは「5歳児健康診査マニュアル」である。目的に向かって網羅的に詰め込まれた感じは否めないものの、目指すべき形としてきっと正しいのだろう。ぜひ御一読いただきたい。

呉 宗憲(ご そうけん)

東京医科大学小児科・思春期科学分野准教授

台湾で出生。2004年、東京医科大学医学部卒業。初期臨床研修を経て、同大小児科・思春期科学分野へ入局。以降は関連病院で研鑽を積みつつ、東京都立小児総合医療センター心療内科/児童思春期精神科への出向を経て現職に至る。日本小児科学会(専門医・指導医・代議員)、日本小児心身医学会(認定医・理事・次世代育成検討室長・研究委員長・各種ガイドライン作成委員など)、日本頭痛学会(専門医・ガイドライン作成委員)、日本小児感染症学会(認定医)、日本小児神経学会、日本睡眠学会、日本小児精神神経学会などに所属。子どものこころ専門医として、子どもの心とからだ(ここ×から)外来を担当している。趣味はラーメン。

呉 宗憲
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