医療崩壊

【緊急取材】「研究機能の破綻は不可避」ー国立大病院の経営難で

浜松医科大学教授・大磯義一郎氏に聞く

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 物価高などの影響で多くの病院が深刻な経営難に陥っている。特に国立大学病院の経営状況は危機的とされ、国立大学病院長会議は5月9日の会見で42病院の赤字が2024年度収支決算速報値で213億円に上ったと発表した(関連記事:「国立大病院、いまだ赤字213億」)。経営難の原因と医療に及ぼす影響について、医療費の問題に詳しい浜松医科大学教授の大磯義一郎氏に聞いた。(取材日:2025年6月13日)

大磯 義一郎(おおいそ ぎいちろう)

浜松医科大学教授、日本医療安全学会理事長

1999年日本医科大学医学部卒業、同年日本医科大学付属病院第三内科入局。2004年早稲田大学大学院法務研究科入学、2007年同修了。2009年弁護士登録(第一東京弁護士会)。2012年浜松医科大学医学部医療法学教授(現職)、帝京大学医療情報システム研究センター客員教授(現職)、2015年日本医科大学医療管理学講座客員教授(現職)、2024年獨協医科大学医学部特任教授(現職)。

大磯 義一郎
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