ドクターズアイ 坪倉正治(公衆衛生)

災害医療の常識を覆す「ブラックボックス」とは?

災害後臨床研究におけるデータ解析の課題と展望

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 臨床研究において、データをどのように解析し、結果をどのように解釈するかは、研究の質を左右する重要なポイントである。私たちの研究チームでは、災害後という、あらかじめ詳細な研究プロトコルを定めることが難しい状況で収集されたデータを扱うことが多い。そのため、データの不ぞろいや欠損、背景の多様性などにより、解析や解釈に悩まされることも少なくない。そこで本稿では、災害後の臨床データをどのように捉え、活用しているのかについて、「ブラックボックス」ともいわれる機械学習を用いた私たちの取り組みを紹介する。〔BMJ Open 2023; 13: e067536Sci Rep 2024; 14: 2946J Radiat Res 2024; 65(Supplement_1): i106-i116

【監修】坪倉 正治(つぼくら まさはる)

福島県立医科大学放射線健康管理学講座主任教授

内科認定医 血液内科専門医・指導医 医学博士

平成18年3月 東京大学医学部卒、平成18年4月 医療法人鉄蕉会亀田総合病院 研修医、平成20年4月 帝京大学ちば総合医療センター第三内科(血液) 助手、平成22年4月 都立駒込病院血液内科 医員、平成23年4月 東京大学大学院医学系研究課 博士課程 (〜平成27年3月)、東京大学医科学研究所 研究員(〜平成28年3月)、平成23年5月 南相馬市立総合病院非常勤医として勤務開始、平成24年3月 相馬中央病院・ひらた中央病院非常勤医として勤務開始、平成27年10月 相馬中央病院内科 医員、平成29年10月 相馬中央病院 特任副院長、平成30年4月 公立大学法人福島県立医科大学公衆衛生学講座 特任教授、平成30年7月 南相馬市立総合病院 地域医療研究センター長、令和2年6月 現職

南相馬市放射線健康対策委員会 委員、相馬市健康対策専門部会 委員、川内村への帰村に向けた検証委員会 委員、飯舘村健康・リスクコミュニケーション推進委員会 委員

【執筆】吉村 弘記(よしむら ひろき)

広島大学医学部卒
2023~25年 福島県立医科大学医学部放射線健康管理学講座 講座等研究員
2025年~ 国立病院機構災害医療センター 初期研修医
基本情報技術者

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