ドクターズアイ 羽白誠(皮膚科/心療内科)

血中代謝産物から探る痤瘡とうつ状態の関連

質問紙のスコアとの関連や遺伝子データマップ解析で判明

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研究の背景:痤瘡とうつ状態の生物学的な関係は不明

 痤瘡は青少年の約85%に発症し、成人期まで続くことも少なくない。しばしば不安、抑うつ、自己肯定感の低下を伴う一方、うつ状態が痤瘡を悪化させるとの報告もある。

 また、痤瘡患者では脂質代謝異常、酸化ストレス、炎症反応があることうつ状態の患者ではアミノ酸代謝、エネルギー産生経路や神経伝達物質の変化も指摘されている。しかし、それらの生物学的な関連性は十分には解明されていない。

 そこで今回、抑うつの有無による痤瘡患者の血中代謝産物の違いを検討した研究を紹介する。(Clin Cosmet Investig Dermatol 2025: 18: 2923-2937

羽白 誠(はしろ まこと)

はしろクリニック院長。大阪大学大学院招聘教員

1986年大阪大学医学部卒業。1991年大阪大学大学院(皮膚科学)で博士課程修了。1994年箕面市立病院皮膚科医長、関西労災病院皮膚科医長、1999年大阪大学大学院非常勤講師、2001年国立大阪病院(現国立病院機構大阪医療センター)皮膚科部長、2004年大阪警察病院皮膚科部長、2008年神戸女学院大学人間科学部非常勤講師を経て、現職(大阪大学大学院招聘教員は2005年から)。

羽白 誠
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