新薬エクスプレス

吸入ステロイド薬が不足、DPIへの切替呼びかけ

日本小児科学会

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 日本小児科学会は昨日(2月24日)、喘息治療用の吸入ステロイド薬(ICS)に関する提言を掲出。ICSの加圧噴霧式定量吸入器(エアー剤;pMDI)の一部製品において供給不安定および限定出荷が続く事態を受け、同学会薬事委員会は同薬を必要とする患者へ確実に薬剤を届けるための緊急措置として以下3点の協力を呼び掛けた。

1.ドライパウダー製剤(DPI)への切替・優先検討
 スペーサー使用を含むpMDIの不足を回避するため、十分な吸気流速が得られる学童期以降の患者に対しては、可能な限りDPIの処方/切替を検討する。

2.検討の目安
 DPIの処方/切替:おおむね6歳以上で、適切な吸入操作(強く速い吸入)が可能と判断される症例
 pMDIの優先:乳幼児、吸気流速が十分でない症例、および重症例などでDPIへの切替が困難な症例

3.吸入指導の再徹底
 製剤を変更する際は、デバイスの操作方法が大きく異なる。患者および保護者に対し、あらためて適切な吸入方法の指導、およびアドヒアランスの確認を行う。

 同委員会は「今後の供給の見通しについては、厚生労働省および各製造販売業者からの最新情報を注視してほしい」としている。

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