医療者にとって、患者とのコミュニケーションの重要性は言うまでもありません。医療者の話し方1つで、患者の病気に対する理解や治療に対する前向きな姿勢は変わるものです。 しかし、こと「雑談」となるとどうでしょう? 皆さんは、患者や患者家族と努めて「雑談」をするようにしているでしょうか? 自分の「雑談力」を磨くようなことを、何か意識しているでしょうか? そこで、診察室での次の2つの場面を比べてみましょう。