【キーワード】アレルゲンコンポーネント

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 アレルゲンコンポーネント(特異IgE抗体と反応する蛋白質)検査はアレルギー診断のポイントとなりうる。粗抗原の中から診断に直結する蛋白質を抽出して調べるコンポーネント検査は、粗抗原の測定に比べて診断精度が向上する。遺伝子配列またはアミノ酸配列が同定されたアレルゲンコンポーネントは国際分類で命名されている。属の頭文字3文字、種(species)の1文字、同定された順の通し番号で構成される。一例として、シラカンバ花粉の主要抗原であるBet v 1は、シラカンバ花粉Betula verrucosaの1番目に命名されたものである。

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