【未解決の背景】家庭介護力が著しく低下 認知症になっても要介護者になっても、最期まで自宅で暮らしたいという高齢者は多い。しかし、現代の日本社会において家庭介護力の低下は著しい。どんなに医療・福祉を充実させても介護力の補強とはなりえず、病院や施設を転々と移り亡くなっていく人々が後を絶たない。「身内で在宅介護を」という考え方は、もはや成り立たない時代になってきている。