3月に入り、既にまとまった量のスギ花粉が飛散している地域も見られる。NPO花粉情報協会によると、関東地方では2月中旬ごろまでに全観測地域でスギ花粉の飛散開始日(ダーラム式測定法を用いて1cm2当たり1個以上の花粉が2日連続して観測された最初の日)を迎えているとみられる。多くの地域では、本格飛散開始日(同測定法で1cm2当たり20個以上の花粉が初めて観測された日)も迎えており、今後よりいっそう、花粉対策に注力する必要がありそうだ。