君はムラージュを見たか、見る者を虜にする蝋製模型標本 日本のムラージュ 近代医学と模型技術 皮膚病・キノコ・寄生虫 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 『日本のムラージュ』 (石原あえか著、大西成明写真、B5判、168p、3,600円+税、青弓社) ムラージュとは、19世紀末〜20世紀半ばに世界の皮膚科教室で盛んに使われた実物大標本。患部を石膏で型取りした雄型に、蝋を流し込んで彩色した模型だ。カラースライドの普及等で役割を終え、日本ではその作成技術も途絶えた。本書は、そうしたムラージュ伝来と普及の歴史を土肥慶蔵らの事跡から明らかにし、併せて現存するムラージュを探し出して記録した6年がかりの労作だ。著者の石原あえか氏(東京大学大学院総合文化研究科教授)に話を聞いた。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×