若年でも高率に見られるコロナ後遺症の実態 国立国際医療研究センター 国際感染症センター 森岡 慎一郎 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする これまでにエボラ出血熱やデング熱といったウイルス性疾患でも後遺症があることが知られているが(Microorganisms 2020; 8: 594、Int J Infect Dis 2011; 15: e38-43)、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にも後遺症(以下、コロナ後遺症)が存在することが分かってきた。2020年7月ごろに欧米から疫学報告が散見され始めた(JAMA 2020; 324: 603-605、MMWR Morb Mortal Wkly Rep 2020; 69: 993-998)。その後、わが国からも国立国際医療研究センターや和歌山県からコロナ後遺症の疫学が報告された(Open Forum Infect Dis 2020; 7: ofaa507、和歌山県「新型コロナウイルス感染症の後遺症等のアンケート調査の結果について」)。これらの疫学情報などを基に、現段階でコロナ後遺症に関して分かっていること、いまだ明確になっていないことを整理する。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×