BPSD(認知症の行動・心理症状) 薬剤師の在宅活動 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia(BPSD)とは、認知症に伴う行動・心理症状を指す。 具体的な症状として、抑うつ、妄想、幻覚、興奮、暴力、異食、徘徊などがある。認知症患者にBPSDが出現すると、介護者の負担がより増大することから、患者だけでなく家族などの介護者のQOL 低下や医療費の増大といった問題点が指摘されている。 かかりつけ医500人を対象とした2015年度調査では、認知症患者の家族が最も困る症状は物忘れと興奮性BPSDであった。それに対し、かかりつけ医の半数以上が向精神薬の処方で対応しているという。 (監修:三重大学大学院医学系研究科神経病態内科学教授・冨本秀和氏) BPSDに対して抗精神病薬を使うことにより、死亡率が上がると報告されており※、BPSDの治療では介護環境や生活環境の見直しが最優先とされています。この点から、薬剤師は薬の精査とともに、非薬物療法による認知症ケアについても気を配る必要があると考えています。 ※https://www.fda.gov/Drugs/DrugSafety/PostmarketDrugSafetyInformationforPatientsandProviders/ucm053171.htm https://www.fda.gov/Drugs/DrugSafety/ucm124830.htm (関連記事) BPSDに適用外の認知症治療薬どう使う?認知症のBPSDに対する「回想法」とは?向精神薬は全BPSDに有効ではない 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×