時代遅れの厚労省「前立腺がん検診ガイドライン」はぜひ改訂を

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〔編集部から〕Medical Tribuneウェブ2022年5月9日掲載記事「指針無視のがん検診が招く過剰診断の弊害」において、大阪国際がんセンターがん対策センター特別研究員の大島明氏が指摘した前立腺特異抗原(PSA)検診の問題については、多くの反響があった。当該記事の中で、同氏が参照した国立がん研究センター公式サイト掲載の「がん検診ガイドライン」におけるPSA検査に関する推奨グレードは、14年以上前の2008年3月31日に発表された「有効性評価に基づく前立腺がん検診ガイドライン」に基づくものである。この点について、同ガイドライン作成に関わった「平成19年度厚生労働省がん研究助成金『がん検診の適切な方法とその評価法の確立に関する研究』班」の研究協力者の1人(途中で辞任)である独立行政法人地域医療機能推進機構 (JCHO)東京新宿メディカルセンター副院長/泌尿器科部長の赤倉功一郎氏から緊急寄稿があったので紹介する。

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