円形脱毛症に新たな治療選択肢

リトレシチニブの真価を探る

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 脱毛症の中で、皮膚科の受診頻度が比較的高いとされる円形脱毛症(Alopecia areata;AA)は、治療に難渋するケースが少なくなく、患者のQOLにも大きな悪影響を及ぼす。しかし近年、幾つかの新薬が臨床応用されたことで、さらなる治療の進歩が期待される。昨年(2023年)6月に製造販売承認を受け、同年9月に発売されたJAK3/TECファミリーキナーゼ阻害薬リトレシチニブ(商品名リットフーロ)も、AAに対する数少ない全身治療薬として注目を集めている。同薬の臨床試験に関わった杏林大学皮膚科講師の木下美咲氏に、同薬の特徴や有効性、従来の治療薬との差異などについて聞いた(関連記事「円形脱毛症に新薬リトレシチニブが有効」、「新規円形脱毛症治療薬リトレシチニブを承認」)。

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