RSVワクチンアレックスビー、18~49歳/免疫低下例で免疫反応良好 GSK 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする グラクソ・スミスクライン(GSK)は11月8日、RSウイルス(RSV)ワクチン(商品名アレックスビー)の臨床試験2件の結果から、同ワクチンはRSV感染による下気道疾患のリスクの高い18~49歳の成人や18歳以上の免疫機能が低下した成人においても予防に役立つ可能性があると発表した(関連記事「アレックスビー、RSV流行期の3シーズンで良好な予防効果示す」)。 第Ⅲb相非盲検試験は、RSV感染症のリスクが高い18~49歳の成人395例と60歳以上の成人417例を対象に実施。RSVワクチン単回接種後のRSV-AとRSV-Bの中和抗体価の幾何平均比および接種1カ月後のRSV-AとRSV-Bの中和抗体価で評価する血清反応を比較した結果、18~49歳の成人で得られた免疫反応は60歳以上の成人に対し非劣性だった。 第Ⅱb相非盲検ランダム化比較試験は、肺/腎移植により免疫低下状態にある18歳以上の成人131例とRSVワクチンを単回接種した50歳以上の健康成人125例を対象に実施。免疫低下状態にある18歳以上の成人に対するRSVワクチン単回接種で免疫応答が認められ、2回目の接種(130例)では、単回接種後の50歳以上の健康成人と同様の反応が得られた。単回接種、2回接種とも、RSV-AとRSV-Bに対する免疫反応は一貫していた。 両試験で最も多く見られた局所の有害事象は疼痛、全身の有害事象は疲労、筋肉痛、関節痛、頭痛だったが、大半は一過性かつ軽度だった。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×