ヤンセンファーマは昨日(11月13日)、肺動脈性肺高血圧症治療薬のエポプロステノールナトリウム(商品名エポプロステノール静注用0.5mg「ヤンセン」、同静注用1.5mg「ヤンセン」)について、一部製造番号製品において内装箱の使用期限の表示が本来表示すべき期限より長くなっていることが判明したため自主回収を始めたと発表した。 同製品では通常、薬剤(バイアル)および専⽤溶解用液にそれぞれ使⽤期限を表⽰し、内装箱にはこれらのうち短い⽅の使⽤期限を印字している。今回、使⽤期限が⻑いバイアルの使⽤期限を誤って内装箱に印字していたことが判明。なお、その他の製造番号製品については、現在のところ健康被害や有効性および安全性に影響があったとする報告はないという。 回収対象製造番号製品については公式サイトで確認できる。