打つ手なし? 一過性脳虚血発作に伴う認知機能低下
TIAの5年認知症発症率は脳卒中の2分の1
脳卒中後の認知症発症率は、米国の若干古いデータだが1年後で7%、25年後には48%と報告されている(Neurology 1996; 46: 154-159) 。では、虚血発作はあるものの画像上梗塞巣を認めない「一過性脳虚血発作」(TIA)ではどうか(日本脳卒中学会「TIA定義について」)。英国バイオバンクのデータによると、5年間の認知症発症率は「脳卒中」例(33.1%)より低いものの、16.2%に上るという(Lancet Neurol 2019; 18: 248-258)。
このように、梗塞巣を認めないとはいえTIAも、認知機能に悪影響を及ぼしているようだ。そこでTIA発症例の認知機能を長期にわたって観察したところ、脳卒中のような発症直後の急激な認知機能低下こそ認めないものの、その後の認知機能低下速度は脳卒中と同等だった。米・University of Alabama のVictor A. Del Bene氏らがJAMA Neuro 2025年2月10日オンライン版で報告した。
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