第一三共は昨日(2月20日)、直接作用型経口抗凝固薬(DOAC)エドキサバン(商品名リクシアナ錠、同OD錠)について、慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH)患者における血栓・塞栓形成の抑制の製造販売承認事項一部変更承認を取得したと発表した。(関連記事「CTEPHにエドキサバン、ワルファリンに非劣性」) 今回の承認は、CTEPH患者74例を対象とした第Ⅲ相多施設共同医師主導治験KABUKに基づくもの。同試験では、有効性においてエドキサバンのワルファリンに対する非劣性が示され、安全性についてもワルファリンと有意差がなかった(Circulation 2024; 149: 406-409)。