バリシチニブ、青少年の重症円形脱毛症で高い再発毛率

イーライリリー

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 イーライリリーは本日(3月14日)までに、青少年(12~18歳)の円形脱毛症に対するバリシチニブ(商品名オルミエント)の有効性を検討した第Ⅲ相試験BRAVE-AA-PEDSの結果の概要を発表した。

 試験の結果、バリシチニブ4mgを投与した群(バリシチニブ群)において、青少年患者の42.4%が、投与開始36週経過時点で頭部全体の80%以上の毛髪の再発毛を達成。また、プラセボ群に比べバリシチニブ投与群では、36週経過時点の眉毛と睫毛で有意な再発毛効果を示したという。詳細は米国皮膚科学会(AAD 2025、3月7~11日)で発表される予定。

 円形脱毛症は、発症時年齢が20歳以下の患者が全体の約40%を占めている。

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