Atrasentan、原発性IgA腎症の蛋白尿減少に対して米・FDAが迅速承認 ノバルティス 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ノバルティスは本日(4月22日)、原発性IgA腎症の蛋白尿減少に対するatrasentanについて、米食品医薬品局(FDA)が迅速承認したと発表した。atrasentanはIgA腎症において初となる選択的エンドセリンA受容体拮抗薬となった。 IgA腎症は、免疫系による腎臓への攻撃により糸球体の炎症と蛋白尿を惹起する進行性の稀な腎疾患で、持続性蛋白尿を有する患者の最大50%が診断後10~20年以内に腎不全に進行する。 Atrasentanの第Ⅲ相臨床試験成績によると、1日1回の経口投与によりプラセボ群と比べて蛋白尿が36.1%有意に減少し(P<0.0001)、蛋白尿の改善は投与6週目に認められ36週時まで持続していたという。また、良好な安全性が示された。 同薬は、SGLT2阻害薬併用の有無を問わずレニン・アンジオテンシン系(RAS)阻害薬を含む支持療法に上乗せすることが可能である。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×