RSVワクチン・アレックスビー、高リスクの50歳以上にも接種推奨を勧告

グラクソ・スミスクライン

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする
感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 グラクソ・スミスクラインは4月25日までに、組み換えRSウイルス(RSV)ワクチン(商品名アレックスビー)について、米国疾病対策センター(CDC)の予防接種諮問委員会(ACIP)がRSVよる感染症の重症化リスクが高い50~59歳への接種推奨を勧告したと発表した(関連記事「RSVワクチン「アレックスビー」、米で50~59歳でも承認取得」「RSVワクチン・アレックスビー、高リスクの50歳以上にも接種可能に」)。

 今回の勧告は、昨年(2024年)6月にACIPが行ったRSVによる感染症の重症化リスクが高い60~74歳および75歳以上の全ての成人に対するRSウイルスワクチンの接種推奨を拡大したもの。50~59歳の成人を対象に、同社がRSVワクチンの免疫効果と安全性を評価した第Ⅲ相試験NCT05590403の肯定的な結果に基づいている。

 なお対象には、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、喘息、糖尿病、心不全などの疾患を有する患者および介護者も含まれる。

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする