転移性去勢抵抗性前立腺がんへのカピバセルチブ併用療法試験が中止

アストラゼネカ

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 アストラゼネカは昨日(5月12日)までに、転移性去勢抵抗性前立腺がん(mCRPC)患者を対象とした、カピバセルチブ(商品名トルカプ)とドセタキセル、アンドロゲン遮断療法(ADT)との併用療法における有効性と安全性について、ドセタキセルおよびADTとプラセボの併用療法を比較評価する第Ⅲ相試験CAPItello-280を中止すると発表した(関連記事「カピバセルチブの併用療法、PTEN欠損転移性ホルモン感受性前立腺がんを有意に改善」)。

 画像診断に基づく無増悪生存期間(rPFS)と全生存期間(OS)の2つの主要評価項目を試験終了時に達成する可能性は低いと結論付けたため。

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