ブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMS)は昨日(5月21日)、選択的心筋ミオシン阻害剤薬マバカムテン(商品名カムザイオスカプセル 1mg、同2.5mg、同5mg)について、閉塞性肥大型心筋症の治療薬として発売を開始したと発表した。(関連記事「マバカムテン、閉塞性肥大型心筋症治療薬として承認」) 同薬は心筋ミオシンに対する選択的・可逆的な低分子のアロステリック阻害薬で、ミオシンとアクチンのクロスブリッジ形成抑制を介し、心筋において収縮力およびアデノシン三リン酸消費を抑制する。