大正製薬は昨日(6月11日)、ダイレクトOTCで日本初の内臓脂肪減少薬オルリスタット(商品名アライ)について、安定性モニタリングにおいて一部製品で溶出性の低下が認められ、使用期限内に規格に適合しなくなる可能性が判明したことを受け、当該製品を自主回収すると発表した。(関連記事「アライ販売から3カ月、購入者の傾向は?」) 今回、自主回収の対象となる製品は以下の通り。 同社は、製品の有効性・安全性への影響は極めて少なく、健康被害の恐れはないとしている。また、現時点で本件に関連した健康被害の報告はないという。