ロシュ・ダイアグノスティックスは本日(6月16日)、医師が診断補助に用いる病理ホールスライド画像診断補助装置ベンタナ DP200 Dxシステムを発売したと発表した(関連記事「SP263、NSCLC術後アテゾリズマブのコンパニオン診断薬として承認」)。 同装置は、構成品のスキャナーでガラス標本からデジタル画像を生成。生成した画像は、病理医が評価および診断する際の補助に用いる。画像はデジタルマッペ(デジタル化したスライドガラスの一覧表示)で管理でき、モニター上で組織の細部をより詳細に確認する際は、デジタル画像を拡大したり、同一画面で複数のガラス標本のデジタル画像を比較したりすることが可能。 同装置は、管理医療機器(クラスⅡ)の製造販売承認を6月5日に取得している。