グラクソ・スミスクラインは本日(6月18日)までに、RSウイルス(RSV)ワクチン(商品名アレックスビー)について、18歳以上の成人への接種対象者拡大の承認申請が欧州医薬品庁(EMA)に受理されたと発表した(関連記事「RSVワクチンアレックスビー、18~49歳/免疫低下例で免疫反応良好」)。 同ワクチンは、60歳以上およびRSVによる感染症のリスクが高いと考えられる50~59歳におけるRSVによる下気道疾患(LRTD)の予防を目的として、欧州経済領域で承認されている。 今回の申請に関するEMAの決定は2026 年上半期を予定しており、同社は日本や米国を含む他の地域においても、引き続き適応拡大を目指すとしている。