久光製薬は昨日(6月18日)、原発性手掌多汗症治療薬オキシブチニン塩酸塩(商品名アポハイドローション20%)について、新容量18mL(17.28g)追加に関する承認事項一部変更承認を取得したと発表した。発売日は7月15日。(関連記事「多汗症診療で意識すべき3つの心得」) 同薬は、2023年6月に日本で初めて保険適用を有する原発性手掌多汗症治療薬として発売された。従来の4.5mL(4.32g)製剤は約7日分の容量だったが、今回約28日分となる大容量の18mL製剤が承認されたことで、通院頻度や容器廃棄物の面で患者負担の軽減が期待される。