コミナティ、オミクロン株JN.1系統LP.8.1株対応小児用ワクチンの承認取得

ファイザー、ビオンテック

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 ファイザーとビオンテックは本日(8月8日)、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のオミクロン株JN.1系統LP.8.1株対応ワクチン(商品名コミナティ筋注シリンジ12歳以上用、コミナティRTU筋注5~11歳用1人用、コミナティ筋注6カ月~4歳用3人用)について、昨日付けで製造販売承認を取得したと発表した。(関連記事「オミクロン株JN.1系統対応ワクチン「5~11歳用」、「6カ月~4歳用」発売」)

 今回の承認は、非臨床、臨床およびリアルワールドデータを含む複数のエビデンスに基づくもの。申請データには品質に係るデータに加え、同ワクチンがXFG、NB.1.8.1、LF.7、および現在流行している他の変異株に対し、昨年度のオミクロン株JN.1変異株対応COVID-19ワクチンと比べて、より優れた免疫反応を示した非臨床試験データなどが含まれているという。

 抗原株の他に変更された承認事項は以下の通り。

●有効期間の延長
 冷蔵(2~8℃)において8カ月から12カ月へ延長

●包装単位の追加
 1シリンジ包装に加え、5シリンジ包装を追加

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