⽇本結核・⾮結核性抗酸菌症学会/日本呼吸器学会/日本感染症学会/⽇本臨床微⽣物学会は昨日(8月26日)、体外診断薬「キャピリアMAC抗体ELISA」について、2次抗体産生工程の不具合により、生産休止・販売中止となったとの報告を製造販売元のタウンズおよび販売元の極東製薬工業から受けたと発表した。 同検査は、肺Mycobacterium avium complex(MAC)症の補助診断に⽤いられ、『肺非結核性抗酸菌症診断に関する指針―2024年改訂』においては、暫定診断基準の1つとして組み入れられていたが、当面の間は使用できない状況となる。 なお、同検査の製造再開の見通しは、現在のところ不明だという。