ATTR-CM治療薬パチシランが販売中止へ Alnylam Japan 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 日本循環器学会は昨日(9月4日)、トランスサイレチン型アミロイドーシス(ATTR-CM)治療薬パチシラン(商品名オンパットロ点滴静注2mg/mL)について、製造販売元のAlnylam Japanが来年(2026年)3月末日で販売を中止する予定であると発表した。 パチシランはトランスサイレチン産生を特異的に阻害するRNA干渉(siRNA)薬で、2019年に発売された。しかし、後継品であるブトリシラン(商品名アムヴトラ皮下注25mgシリンジ)が2022年11月にトランスサイレチン型家族性アミロイドポリニューロパチー治療薬として発売され、今年6月にはATTR-CMへの適応拡大を取得(関連記事「hATTRアミロイドポリニューロパチー治療薬ブトリシランが承認申請」「ブトリシラン、トランスサイレチン型心アミロイドーシスの適応追加」)。同製剤への切り替えが急速に進みパチシランの需要がなくなったことから、同社は販売中止を決定したという。 経過措置期間として、今年11月に薬価基準経過措置品目に移行し、来年3月末日で満了する予定で、経過措置期間満了後は保険請求ができなくなる。代替品は、ブトリシランとなる。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×