ファイザーは昨日(10月30日)、2021年6月から出荷を停止していたニコチン受容体部分作動薬バレニクリン(商品名チャンピックス錠0.5mg、錠1mg、スタート用パック)について、同日付で通常出荷を再開すると発表した。 同薬は、2021年6月に海外で複数の製品から社内基準値を超える発がん性物質N-ニトロソバレニクリンが検出されたことを受け、全世界で出荷を停止していた。 今年(2025年)6月時点では出荷再開時期を未定としていたが(関連記事「禁煙補助薬チャンピックス、出荷再開時期が『未定』に」)、N-ニトロソバレニクリンが基準値以下となるよう製造方法などの変更を行い、当局の承認を得て製造を再開に至った。