日本化薬は昨日(11月12日)、チロシンキナーゼ阻害薬タレトレクチニブ(商品名イブトロジー)の販売を開始したと発表した。 同薬は米・Nuvation Bio社が開発した新規経口ROS1阻害薬で、ROS1融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん(NSCLC)を適応として、今年(2025年)9月19日に製造販売承認を取得していた(関連記事「タレトレクチニブ、ROS1融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発NSCLCで承認」)。ライセンス契約に基づき、国内では日本化薬が独占販売を行う。